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あらすじ
六月。私立霧舎学園への美少女転校生、羽月琴葉とその同級生にして名探偵(?)小日向棚彦が学園の図書館に集うとき、またもや不可解な事件に巻き込まれる! 図書館の棚に忽然と現れた謎の本――『私立霧舎学園ミステリ白書』の正体とは?
学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”。六月のテーマは連続誘拐!
この作品はミステリィを漫画風というか、金田一少年の事件簿の逆で漫画でミステリィに触れた読者の入門書的な作品という触れ込みだったような気がする
しかし、今回は(も?)無駄に凝っていて、作中作というか作作といった手法が使われてたりするから恐ろしい
さらに前後のつながりだけじゃなく、別シリーズの「あかずの扉」シリーズとも関連付けていたりするわけです
そして、さっき言った作中作などのミステリィ的手法がたくさん取り入れられていて、正直これから入ったらそれなりの名作じゃないとお眼鏡に適わないようになるんじゃないかと思ったりします
で、ないようですが
前回に引き続き対応するあかずの扉シリーズとの対応は「カレイドスコープ島」です
タイトルにもあるようにイニシャル化してそこらへんをぼかしていますので、未読の人はそちらも読むとニヨニヨして読むことができます
でも、連続誘拐とは書いていますが、多人数誘拐か連続で場面の変わる誘拐という感じで、誘拐自体は単発な気がしますが、気にしない方向で
あと、イニシャルはぼかすために使ったのと同時に今回の謎解きにも使われています
作者のコメントでそんなに気にしないで下さいって書いていますが、結構謎解きに関係してると思うのですけどね
それと、今回の犯人のヒントは本の表面に書かれていたりするわけで、ここらへんは非常にやられたって思いました
しかし、今回登場した作中作の謎と裏の伝説は気になるところで、早く次を読まないと
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- 2008/05/11(日) 01:38:27|
- 一般書
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