あらすじ
「ミステリィの館」へようこそ。もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人(らいきらいと)の館。
これから行われるイベントでは、彼が遺したという「お金では買えない究極のトリック」を探っていただきます。
まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。そして興奮の推理合戦、メフィスト賞ならではの醍醐味をご堪能下さい。
今日は終戦記念日です
政府は他国に迷惑を掛けたのは事実なので、それについて改めて謝罪するのは間違いではないと思います
しかし、日本の国政を担当するなら戦没者への謝罪が重要なんじゃないかと思います
そして、戦争を起こさないのは大事ですが、戦争に巻き込まれないように考えることが最も大事だと思いますが・・・考えてなさそうですね
で、内容ですが
ミリアとユリシリーズの第一作です
・・・二人はあんまり探偵していませんが、いいのでしょうか?(笑)
作家の来木来人が発見した究極のトリックに関する資料を見る権利が得られる「ミステリィの館」でのイベント
これに偶然参加することとなったお嬢様女子高生のミリアとユリと著者と同名の石崎幸二
その他に友人の作家那賀、ファンのOL、出身大学のミステリィ研究会などが参加です
その中で擬似的に起こる事件とその事件が表す事実、そして、その真相がイベントでの本題です
しかし、そこから一歩進んで究極のトリックまで到るわけです
このシリーズの特徴は探偵役があまり捜査しないんですよねぇ
それでいながら終盤に問題点を挙げて、解決編に挑むところが本格でしょうか?
まぁ この作品のトリックは終盤まで読まないとちゃんとわからないのが若干フェアじゃない気もします
でも、ミステリィなら無駄に連続で死んでいくものが一人だけというのは結構うまいなぁと思います
ともかく、ミリアとユリのボケと石崎のツッコミを楽しむ作品ですが、石崎の扱いが酷いと思ったりします
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- 2010/08/15(日) 23:04:30|
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