あらすじ
深夜、マンションの駐車場で発見された死体は、全身を真っ赤に塗装されていた。数日後保呂草(ほろくさ)は、被害者の恋人と名乗る女性から、事件の調査を依頼される。解明の糸口が掴めないまま発生した第二の事件では、色鮮やかな緑の死体が……!
美しくも悽愴な連続殺人!
Vシリーズも最終巻となったわけですが、これで謎は・・・今ひとつ解けていないですねぇ
いや、本当は解けているんですが、はっきりと断定していないから分かりにくいというのが正解かな?
S&Mシリーズとの関わりは割と早くに気がついたんですが、その証拠部分がいくつか抜け落ちていたわけで、本書を読んでも今ひとつわからなかった
そういうわけで検索をかけてみたら、足りないピースとそれ以外のこともわかった納得というか、そういうことだったのかと愕然としました
そういうわけで、このシリーズを読む前にネタバレありの感想サイトなどは見ないことをオススメします
そして、シリーズを読了後にそういった情報を探してみると、そんなことまで考えてこのシリーズは出来ていたのかと感心するでしょう
で、内容ですが
実際の小説の内容と同じような連続殺人事件が発生するというある意味よくあるパターンです
しかし、その犯行が被害者をスプレーで色を塗るというもので、それは服を着たまま眼鏡などの装飾品まで同じ色で塗りつぶされるというものです
その被害者の恋人からある人物が犯人であることを突き止めて欲しいとの依頼が保呂草に来ますが、まぁ 保呂草の言いたいことはよくわかりますねぇ(笑)
ということで、その犯人探しに保呂草が絡むことになるわけですが、ここらへんからはいつもの展開です
でも、その奇行が証拠隠しではないというのがVシリーズ的ですねぇ
今回でVシリーズの締めということで前回の独白部分で少しあったように保呂草が阿漕荘から出て行きます
そのため、締めの独白はなく、紅子とある人物の接点で終わり、それがつながって行くわけです
そういう意味ではこの2巻はある人物に関する話ということですね
最後と言うことで、その後の阿漕荘の面々がどうなったのかが気になるところですが、他のシリーズにゲストで出ていたり、短編集で出てくるのかな?
ともかく、森氏の作品が好きな人はぜひともS&MとVシリーズは読んでもらいたいところです
で、次の四季シリーズも読むことになるんですけどね(笑)
そして、以下はネタバレに続きます
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- 2008/07/21(月) 13:30:40|
- 一般書
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