あらすじ
ここは「森へ抜ける道」という名の日本酒バー。常連の僕・工藤と山内、マスター・島の「ヤクドシトリオ」は、今夜も益体もない話に花を咲かせている。私立探偵である僕が、どうしても謎が解けない殺人事件のことを話すと(というか、山内とマスターが勝手に話してしまうのだ)、同じく常連の美人大学院生・桜川東子さんは、上品にグラスを傾けながら、なぜか日本のお伽話になぞらえて鮮やかな推理を展開する――驚嘆、そして思わず納得。『九つの殺人メルヘン』に続く、珠玉のバーミステリー!
う〜ん、惜しい
これは本の評価ではなく、本の中で扱っている昭和の懐かしい思い出話がギリギリわからない
いや、一部分かるところはあるんですが、掠る程度で楽しめないのが非常に残念
で、内容ですが
感じとしてはデビュー作の「邪馬台国はどこですか?」をアレンジした感じです
昔話の新解釈から推理を展開する8つの連作短編ですが、半分以上はヤクドシトリオ3人の思い出話です
その思い出話はアニメ、映画、スポーツ、時代劇、ドラマ、お笑い、フォーク、ラジオで非常にマニアックな内容である反面、その時代を知っている人は涙が出るような内容となっています
そして、その会話から無理やり事件の話に捻じ曲げて東子さんに心のアリバイ崩しを依頼する展開
最後は決まり台詞と一升瓶が・・・一升も一人で飲んでるんだ(笑)
本作は高度成長期を経験した40代の人にミステリィじゃなくて、回顧本としてオススメです
もちろん、昔話の新解釈からの実際の事件の推理も悪くないんですけどね
- 2008/07/06(日) 22:27:32|
- 一般書
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