あらすじ
来日中のペンシルベニア大学教授ジョゼフ・ハートマンは、古代史の世界的権威。同じく歴史学者である早乙女静香と京都へ旅行しようとしてはキャンセルの憂き目に遭い、毎晩うらぶれたバーで飲むことに。しかし、バーテンダー松永の供する酒肴に舌鼓を打ちつつ聴く宮田六郎と静香の歴史検証バトルは、不満を補って余りある面白さであった。奇想天外なデビュー作品集『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編が登場!
ちょっと別件で忙しくなるので、本を読むペースを落とそうと考えたのが9月末
そして、現時点で読み終えていない本(本書除く)が3冊あります
むしろ、昨日仕入れてきた本が3冊残っていると表現するのが正しいのでしょう
これを来週までに読み終えないといけないことに気が付いたのが今日の話
さて、今週も寝不足が決定しました
で、内容ですが
あらすじにもあるように鯨氏の『邪馬台国はどこですか?』の続編というか後日譚です
しかし、趣向がいくつか異なっています
前はバーテンダーの松永の視点でしたが、今回は来日した古代史の権威ハートマン教授の視点になっています
このハートマン教授の心の動きが結構面白く、合間の心のツッコミも実にもっともで納得できます
始めは場末のバーなんてや京都に行きたいというのが、最後はバーに来るのが至上の楽しみになっているところがいいですねぇ
これは静香も同じようにこのバーの魅力というか、宮田の歴史談義の虜になっているってことかな?
また、前回では静香と松永の歴史談義に持論をぶつけていた宮田が、世界史は詳しくないとのことで今回は受けに回っています
しかし、ただ受けに回っているだけではなく、その場で得た知識から新たな持論を組み立てて行きます
でも、何よりも本作の面白い点は松永が施した店内の改装です
本書の内容は1週間で7話仕立てなので、この話以前にこんなときのために改造してたんですよねぇ・・・
まぁ 今回の持論はよく聞く話ですが、身近にある内容ではないので、納得しにくい部分もありますが、推論の一つとしてはそれなりに説得力があるものもありますねぇ
日本史では前作の『邪馬台国はどこですか?』ですが、世界史・・・というか、世界の七不思議に興味のある人は本書は一読する価値があると思います
- 2008/10/05(日) 23:46:08|
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あらすじ
大正11年(1922)、何者かの手によって80年後の渋谷道玄坂に突然タイムスリップさせられた森鴎外こと、森林太郎(モリリン)。元の世界に帰る方法を探る鴎外は、超ミニスカートの女子高生・麓(ふもと)うらら達と共に、芥川龍之介、太宰治ら昭和初期の作家達に共通する奇妙な現象を発見する。予想もつかない意外な犯人に、文壇騒然間違いなしの野心作!!
本書の内容は2002年に森鴎外がタイムスリップしたらという内容です
でも、今から2000年初頭を振り返るとそれだけで懐かしく、新しい発見があるものです
例えばインターネット検索の話で言えば、検索エンジンとして今はなきライコスが出てきます
また、今は権勢を誇るGoogleとYahooもその他の一つ・・・Yahooはディレクトリ型だから出てきてないか・・・
それが80年の時間を飛び越えてくるとなるとまるで魔法に掛かったような変化になるんですねぇ
あんまり変わらないと思っていた街も50年も経てば大きく変わっているのかな?
で、内容ですが
本書は本当にあったかもしれませんという感じの作者コメントがないし、タイムスリップっていうSFな内容なのでトンデモな展開です
しかし、鯨氏の作品なのでタイムスリップはないにしても大正〜昭和の事件はひょっとしたらなんて思ったり・・・まぁ ないんでしょうけどね
でも、本書で触れているようにあの時期に多数の著名人が戦争にいったとかじゃなくて死んでいるのは、何かあったんじゃないかと勘ぐってしまうのはしょうがないでしょう
この話を読んでいてふと今の自分がある日未来に行ったらどうなるんだろうって思いましたが、なるようにしかならないですねぇ
森鴎外など大正から昭和に掛けた作家が好きな人は楽しく読めるかもしれません
- 2008/10/02(木) 23:28:40|
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あらすじ
「あんたがいなきゃ、おれなんて――すぐに死んでたよ。すぐに折れて曲がって――錆びて、終わってたよ」
虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめによる伝説の完成形変体刀蒐集の旅は、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の1本――炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた――。容赦なく、迷いのない“弾丸”に貫かれたとがめを、七花は果たして救うことができるのか――!?西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻。とある歴史の物語――これにて終幕!刀語、第12話の対戦相手は、否定姫腹心にして元忍者、左右田右衛門左衛門!
ついに最終巻
しかし、この作品はこうやって一気に12冊発行されたから
で、感想ですが
前回はまさかの引きで終わり、もしや・・・なんて思ってたら予想と違う展開でした
でも、中盤の将軍家臣との対決はそうなるわなぁって話ですねぇ
まぁ 誠刀を渡された皿場工舎・・・南無 (T人T)
そして、右衛門左衛門との最終対決ですが、ここは敢えて書かない方向で
しかし、最後はあの2人が一緒になるとは思いませんでした
まぁ 言いたいこともないことはないけど、それはそれでよかったと思える終わり方です
でも、今度は幕末編とか書かないかなぁとか思ったりします
- 2008/09/30(火) 23:45:00|
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あらすじ
「おれの父親は――親父だけだよ」
伝説の刀蒐集完了まで残りあと2本!!毒刀『鍍(メッキ)』を手にした真庭鳳凰は触れるもの全てを斬殺する殺意の化身と化し、真庭忍軍の本拠地“新・真庭の里”に向かう。虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめも、鳳凰と刀を追い、伊賀の山中へ!血塗れた里にひとり佇む鳳凰から告げられる、“乱世”を貫く壮大な秘密とは――!?悲劇の“終局”まで待ったなし!刀語、第11話の対戦相手は、真庭忍軍十二頭領がひとり、真庭鳳凰!
残り2冊ともなると寂しいものですねぇ
こういう発行巻数が判っているシリーズモノを読むのは、大好物を食べるのと似ています
分量がわかっている分一気に読み進めることが出来るんですが、最後が迫ってくると逆に読むのをためらったりしてしまいます
まぁ 結局は読んでしまうわけですが・・・
で、内容ですが
前回の最後で瀕死の人鳥が現れて、急展開で始まります
鳳凰と右衛門左衛門との戦いが始まり、二人の因縁も明らかになります
しかし、鳳凰の能力と変体刀とが最悪の組み合わせとなり、悲劇が起きます
そして、変わり果てた鳳凰がとがめと七花に話す変体刀の秘密が明らかになります
で、この話で出て来た変則型からの3段突きっていうのは某吸血鬼さんの相方なのかな?
ということなら、本編では出てこないだろうけど、いずれ二人の話も書き下ろすんじゃないかなぁ
それは置いておいて、今回の最後はとんでもない展開で終わります
こういうときはちゃんと1ヶ月置いて読むほうがいいんだろうねぇ
ラスト1冊となり、この展開からどう落としてくるのか非常に気になりますねぇ
- 2008/09/29(月) 22:27:16|
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あらすじ
「とがめはそもそも、幸せなんて求めちゃいないよ」
虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめが蒐集する変体刀は、いよいよ10本目。対象は誠刀『銓(ハカリ)』、所在は陸奥の百刑場。そこは、先の大乱を導いたとがめの父・飛騨鷹比等が、七花の父・鑢六枝に斬殺されたという呪われた土地だった。いまは何もない原っぱ――百刑場に突如出現した“仙人”は、とがめの心をかき乱し、七花に“意識”の戦いを強いる!刀語、第10話の対戦相手は、変幻自在の彼我木輪廻!
残り3冊ラストスパート
正直な話、5冊分くらいならその前から書いているってことも考えられるけど、さすがに12冊を毎月発刊するってのはすごい大変だ
多少は先に書き溜めてあっても、すぐに底を付く分量だしねぇ
そして、別々の話を12冊ならまだ楽かもしれないけど、同じ話を12冊分だからねぇ
というわけで、内容ですが
とがめの故郷に行くこことなります
故郷に戻ると言うことで回想シーンが増えるんですが、本編は汽口懺愧との回想シーンで始まったりします
ネタバレになるかもしれませんが、今回の七花は戦いはなしです
とがめメインで本筋が進み、なぜ飛騨鷹比等が反乱を起こしたのかというところに触れます
あと、2冊と終わりが迫っているのでまとめに入ってきています
しかし、否定姫の目的や刀が右衛門左衛門と鳳凰との因縁など気になるところが残っています
自分のように一気に読むのがいいのか、1ヶ月ごとに読んでいくのがいいのか悩むところです
- 2008/09/28(日) 23:08:07|
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