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エロ=オレの読書感想文

本を読むのが好きな人が本を読んだ感想を忘れないように記入するブログです 読むジャンルはマンガ、ラノベ、ミステリー、その他で偏っていますが、本を探すときの参考にどうぞ リンクフリーです

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リカーシブル

リカーシブルリカーシブル
(2013/01/22)
米澤 穂信

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あらすじ
この町はどこかおかしい。
父が失踪し、母の故郷に引越してきた姉ハルカと弟サトル。
弟は急に予知能力を発揮し始め、姉は「タマナヒメ」なる伝説上の女が、この町に実在することを知る――。
血の繋がらない姉と弟が、ほろ苦い家族の過去を乗り越えて田舎町のミステリーに迫る。


で、内容ですが
「ボトルネック」のようにファンタジー的な作品かと思ったら、がっつりとミステリィでした
なにやら予知だとか生まれ変わりが題材になっていて、それが主題になっていきます
しかし、それは割とミスディレクションで、この町で燻る高速道路待望論によってゆがんだ人間関係に揺れます
この前半の何も起こらない感じは「ボトルネック」のような青春小説に見えるんですよね
でも、弟が言い当てる過去の出来事が徐々にミステリィ仕立てになっていきます
本当にミステリィに見えないところに、急に論理立てた解決が表れて少しびっくりするくらいです
しかし、ミステリィ的には解決しても、この先には何の希望も見えないのですが・・・
ともかく、不気味にうごめく陰謀とそこで改めて確認される姉弟の絆の切ない話ですが、彼らが救われることを願います
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  1. 2013/09/18(水) 23:27:24|
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怖い本ベストセレクション

怖い本 ベストセレクション (ハルキ・ホラー文庫 ひ 1-17)怖い本 ベストセレクション (ハルキ・ホラー文庫 ひ 1-17)
(2013/07/13)
平山 夢明

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あらすじ
見慣れた世界がふとした瞬間に垣間見せる、奈落の闇を知っていますか。
新居での怪異、解剖室での出来事、人身事故の後日談
――著者が二十年以上にわたって蒐集してきた「本当にあった怖い話」から、とくに禍々しいものばかりを再編集し、三篇の書き下ろしを加えた狂気のベストセレクション。
明日はあなたの身に起こるかも知れない、戦慄の体験談四十篇。
今夜眠れなくなるほどの恐怖を、お約束します。



で、内容ですが
様々な怖い話を40編も集めたまさにベストセレクションです
しかし、ただ単に怖い実話を書いただけではなく、書き手の平山氏のうまくまとめています
特にオチの部分では、最後の一文で内容を一変させるようなものもあり、怖さを強調や哀愁を感じさせたりと色々な風味が加えられています
また、平山氏のバイオレンス作品ではかなりのグロテスクな描写もありますが、本書の掲載作品はあまり残酷描写はありません
どちらかと言うと、恐怖というよりは怪異小説に近いような、恐怖体験をした人たちの諦観した感じがそうさせるのかもしれません
あと、こういう怖い話にある呪いめいた作品がないのも私的には評価が高いです
ともかく、恐怖というよりも奇妙な出来事にあったと言う感じですが、こんな感じが一番読みやすいかもしれません

しかし、読み終えてみると表紙が一番怖い(笑)
  1. 2013/09/17(火) 23:11:08|
  2. 一般書
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謎の謎その他の謎

謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) (ミステリ・ワールド)謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) (ミステリ・ワールド)
(2012/08/24)
山口 雅也

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あらすじ
ミステリ(謎)に必ずしも答えがあるとは限らない。
芥川龍之介「藪の中」のように、謎(リドル)があり、結末は読者の想像に任せる物語をリドル・ストーリーという。
本書はそんな脳を刺激し興奮の極致へ誘うリドル・ストーリーばかりを集めた世界でも類を見ない短篇集だ。
王女サロメと彼女を巡る人々の選択や、連続殺人鬼が出す謎々、サラリーマンが出会う不条理等奇妙な味の謎(リドル)をご堪能あれ



で、内容ですが
背表紙のタイトルだけで読んでしまったわけですが、こういう結末のはっきりしない作品は苦手です
逆にミステリは一応の回答をくれるので、読後が落ち着きます
本書は5編のリドル・ストーリーから成り、最後を明確には書かれていません
しかし、中には予想が付きやすいものもありますが、逆に予想できない、どちらでもとれるものもあります
たとえば、「女か虎か」は史実に基づいて作られているようなので、歴史を調べていけば答えは出そうです
まぁ 出だしの部分でその答えもつけて書かれていると思ったのですが・・・同じように終わっていますね
「群れ」と「謎の連続殺人鬼リドル」はなんとなく予想できそうですが、「私か分身か」はどちらでも受け取れそうというか、ファンタジー的な話なので難しいです
また、「見知らぬカード」はどんな風にでも受取れてしまうので、そういった不気味さを楽しむ作品でもありそうです
しかし、こういった結末をひっぱって、ひっぱって、ぶった切られてしまうとやっぱりストレスが溜まります(笑)
ともかく、様々な謎を解く作品かと思ったら、新しい謎を与えられる作品で、色々と考えると楽しいのかもしれません

・・・少し本を読む量を減らさないとって思っている私には余裕がありません
  1. 2013/09/16(月) 23:46:36|
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パダム・パダム

パダム・パダム Eの悲劇'80パダム・パダム Eの悲劇'80
(2013/06/19)
古野 まほろ

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あらすじ
京都府警の本部至近ばかりで発生する、連続眼球強奪殺人。
犯人はいつしか「眼喰鬼」と呼ばれ始めるが、手がかりもつかめない。
若きキャリア警察官・二条実房は、被疑者必検の命を受けて、捜査本部のある平安署に署長として赴任する。
警察内部の暗闘と、捜査陣を挑発するように繰り返される犯行の渦中、二条は京都の闇に潜む真犯人を検挙することができるのか!?



で、内容ですが
「命に三つの鐘が鳴る」の後日談です
正確には「天帝のつかわせる御矢」の前日譚でもあるみたいですが、読んでいないのでわかりません
前回の事件の後も特高で警視として本署に勤めていたわけですが、京都での連続殺人事件の発生で現地の署長を命じられます
もっと現地の署員との軋轢などがあるかと思ったら、意外と歓迎ムード
実際には連続殺人事件が発生中という中で、火中の栗を拾いに来た二条警視を疎むのは馬鹿という話です
まぁ その馬鹿が1人だけいるのですが・・・
しかし、本作は初めに犯人の独白めいた描写から始まっていて、独特の言い回しやその時の状況を考えればその時点で犯人が分かります
その犯人の動機を充てるハウダニットのように見えて、実はこの作品の主題は・・・・
また、作中で描かれる警察の内部事情が赤裸々に書かれています
・・・実際の警察もこれくらい使命感に溢れている人たちだったらいいのですが
ともかく、この二条実房シリーズはどうにも後味が悪い終わりが続くのですが、彼は救われるのでしょうか?

まぁ 「天帝のつかわせる御矢」の改訂版が幻冬舎から出ているので読めばいいのですが、文量とかが気合が必要です
  1. 2013/09/15(日) 23:25:38|
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八王子七色面妖館密室不可能殺人

八王子七色面妖館密室不可能殺人 (講談社ノベルス クL- 11)八王子七色面妖館密室不可能殺人 (講談社ノベルス クL- 11)
(2013/09/05)
倉阪 鬼一郎

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あらすじ
八王子の一角にある七色に外壁を塗られた洋館、七色面妖館は魔術・拷問・占星術・邪教など、倒錯的なテーマをもつ七つの部屋を擁している。
各部屋に収められた財宝を目当てに訪れる、一癖ある客たちを惨劇が襲う。
魔術研究家が密室内で刺殺される事件を皮切りに連続する七つの不可能殺人。
館主の依頼を受けた探偵、宵内初二は、すべての謎を解き、七色面妖館に隠された大きな秘密に肉薄するが……。

オリンピックの東京招致で最大の問題となっている汚染水問題です
韓国では日本の水産物の全面禁輸まで騒がれています
しかし、それは仕様がないと思います
福島第一の原発事故以前の日本では少しの放射能漏れでも大騒ぎで原発叩きをやっていて、今さら科学的根拠で判断してくれって、どの口で言うのかという話です
とはいえ、現地の漁師が悪いわけではないので、東電を処分して、しっかりと補償と対策をする以外にないのではないかと思うのですが?

で、内容ですが
これは傑作です!
バカミスとしての完成形と思っていた「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」よりも完成されています
とは言っても、それはバカミスとしてって訳ではありません
やはりバカミスとしては、その呪い的な仕掛けなどが内容と合致していた前述の作品には及びません
むしろ、ミステリィ的にはかなり物足りない感じさえある
それでいて、やっぱりこの作品は傑作と評価せざる得ないくらいの作品です
出だしはミステリィ風味で、徐々にバカミスらしくメタな状況になり、現実とのリンクなどを使って怪異小説や幻想小説のような味わいに変わります
その作中には数々の暗号が含まれているのですが、その暗号は内容からは若干首をひねる暗号です
しかし、この作品の本題がミステリィじゃないなら、呪いのような暗号は必要ないわけです
本当にこの作品のタイトルである七色面妖館とはつけたもので、ジャンルを超えて様々に色を変える作中を現しているとも思います
この作品を書けるのは倉阪氏以外にはいないと断言できる作品で、その完成度は高いです
また、バカミスの読後感を全否定するかのような澄み切った読後感はキツネに抓まれたような感じでもあります
この作品をバカミスで括るのはすごく勿体なくて、幻想小説や広い意味でのミステリィ、場合によってラブストーリーとして紹介してほしいところですね
ともかく、前半のバカミス然として部分を含めて、七色に変わる傑作なので、バカミスファン以外にも是非に読んでもらいたい作品です

残念なところは、バカミスを読み終えた後の馬鹿馬鹿しくて脱力する感じがないことですが、それを超えたものがこの作品にはありますね
あと、あらすじはほとんどあてにならない(笑)
  1. 2013/09/07(土) 23:47:29|
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